就職や転職を考えて情報を探すとき「介護職」の求人を目にすることが多いと思います。介護職は非常に需要が高まっている仕事ですが、一方で求人がなかなか集まらないといった問題も抱えています。この記事では、介護職の将来や重要性をご紹介します。
介護職の需要が高い理由
少子高齢化が進む現代において介護職はもっとも需要の高い職種だといえます。経済省統計局は、2021年に高齢者の人口が3,640万人を突破し、過去最多であると発表しました。また前年度の2020年から高齢者が22万人増加したといったデータも出ています。(参考:経済省統計局 統計データより)
昨今では、将来子どもを産む選択肢を考えていない若者も増加傾向にあるため、少子高齢化の時代はますます進み、将来は高齢者ばかりの日本になることが予想されます。生活をサポートしてくれる子どもや孫など親族がいない高齢者は、身の回りのことを介護士にお願いすることになります。
介護の仕事は、ただ高齢者の身の回りのお世話をするだけではなく、活躍の場が多方面にも広がっています。たとえば、介護施設内でのレクリエーション計画や音楽療法、アロマセラピストなど、高齢者向けの治療に対応できる人材も求められてきています。このように、将来介護業界ではサービスの多様化も見込まれるため、需要は高まる一方でしょう。
介護職の将来は明るい!
介護職はとても需要の高い職業ですが、「給料が低い」「働く時間が長い」「身体的負担が大きい」といった理由で退職する人も多いのが現状です。
こういった問題を解消するために厚生労働省は、人材確保に向けたさまざまな取り組みを発表しています。これまで曖昧であった評価基準を制定した「キャリアパス」の構築は、各事業所で取り上げられています。
キャリアパスを導入することで、現場で介護士ひとりひとりが、自分には何ができるのかを考えるきっかけとなり、モチベーションの向上へとつながります。同時に各事業所は介護士を適正に評価することが可能となりました。キャリアパスのステップアップのために、ひとりひとりが知識や技術の向上を目指せば、条件面のアップも期待できるでしょう。
また、キャリアパスに応じて「介護職員処遇改善加算」という支援を実施しています。この支援はキャリアパスの要件を満たしていくことで、賃金が加算される制度です。働きながらスキルアップを目指せば、安定して上がっていきます。「給料が低いから、将来のことを考えると不安」といった悩みも解消されるのではないでしょうか。(参考:厚生労働省 介護職員処遇改善加算)
賃金改善以外でも、労働時間を改善する動きもあります。令和4年には「育児・介護休業法」の改正が行われ、男性女性関係なく仕事と育児を両立できる法律が成立されました。
一定の条件を満たすことで、育児休業はもちろん、1日6時間以内の短時間勤務や、深夜の就労を制限するといった制度を義務付けています。現在でもさまざまな視点から介護士として働くための支援の充実が見られます。将来的に需要の増え続ける介護職の処遇改善は、金銭面でも労働時間の面でも十分期待できるため、将来安泰な仕事と言えるでしょう。
このような介護業界に対する労働改善は、事業所全体のサービスの質も自然と上がっていくといったメリットも生まれます。支援や制度を利用するのはもちろんですが、重要なのは、自分自身の成長のため、介護技術や知識の向上を目指すことです。将来、理想の自分に近づけるようにより良い働き方を見つけましょう。
ケアーズサポートは常に働き方改革を実施
東大阪市にあるケアーズサポートは、「働いてくれるスタッフが1番大切」と常に伝えています。
スタッフの要望や意見を聞かずにいると、介護の現場は緊張感が漂ってしまいます。現場の雰囲気が悪くなると利用者さまも安心して過ごせません。
ケアーズサポートの介護スタッフには、ひとりひとりに合った働き方を提案しています。「子どもとの時間を大切にしたい」などの要望や「趣味の時間を増やしたい」といったプライベートの相談にも対応しています。
当社は、週休3日、時間や曜日固定、変則勤務は当たり前の職場として定着しています。スタッフのプライベートを尊重することで、仕事の日とのメリハリがつくだけでなく、自身のスキルアップを目指すようになります。
ケアーズサポートは東大阪市川田・東大阪市南四条町、東大阪市玉串町東に住宅型有料老人ホームを運営しています。将来の安泰はもちろん、ともに成長していける職場なので、ぜひケアーズサポートの求人情報をご覧ください。
まとめ
介護士の需要は今後も高まる一方です。東大阪市にはケアーズサポートをはじめ介護施設が多数あり、今後求められるサービスも多様化していくでしょう。介護職で働きながら資格を取得するなど、自分自身のスキルアップを目指すことで、将来設計を立てやすくしていきましょう。