ケアーズサポート株式会社

【応援の輪が広がる】スタッフの熱意が実現させた老人ホームでの猫の譲渡会

毎日を全力で生きる人が持つ力を改めて感じた一日でした。小さな命のために情熱を注ぎ続けるスタッフの熱心さが、老人ホームで猫たちと触れ合える癒しの時間と、保護猫と新しい家族とのご縁を結ぶ素敵なイベントを生み出しました。当日お越し頂いた多くの方の「思いやり」と「応援したい気持ち」が重なり、心温まる成果がいくつもあったので、是非紹介させてください!

 

スタッフの熱意が生んだ感動の譲渡会

初めに、今回のイベント開催のきっかけとなった弊社のスタッフを紹介させてください。職場でのTさんは、日頃から丁寧にキッチリ仕事をこなす頼れる姉御です! 周りへの気配りも丁寧で日々の業務では、いつもいつも大変お世話になっております。

 

今回の企画となった「保護猫の譲渡会」 Tさんが保護活動を始めたのは6年前、彼女の愛猫との出会いから始まったそうです。その頃は「遠目から力になれたら」とボランティアチームへの寄付等をしていたそうですが、緊急性の高い子の預かり先がどうしても見つからず、一時的に2日間だけその猫を預かることになり、初めて保護した時、非常に状態が悪かった●ちゃんを2日間お世話をした時「預かり先が見つかりにくい事や、受け入れ先が足りていない中、献身的に活動をされている方々を見て・・自分でももう少しできる事があれば・・!」とご自身のボランティアチームを立ち上げ、保護猫の譲渡に積極的に関わるようになられたそうです。

 

活動をする中で譲渡会の準備や運営には常に多くの調整が必要になり、特に開催場所の確保や、保護猫の医療費を賄うためのチャリティ活動に課題があり苦労している部分も多くある中、活動への想いや取り組みを、代表が耳にした事がきっかけで、「会社で出来るなら全然つかっていいよー!自由に使ってやりやりー」となんとも奇策に企画が生まれたとの事(笑)

思わず「え!?いいの??ほんとに?」「でも、老人ホームで譲渡会・・?やった事があるってゆう話も聞いたことないし、出来るか?利用者様に認知症の方達もいらっしゃる中・・猫達は大丈夫か?ボランティアチームの方も認知症状のある高齢者と触れあった事がない方がほとんどな中大丈夫か・・?」等リスク面で色々な場面も浮かんだそうですが「こんな思ってもないご提案頂いて!もし場所を使わして頂けるなら、すぐチームに声掛けます!」と近隣のボランティアチームへも声をかけて回り「施設の方がオッケーならすぐにでも!!」と前向きなメンバーからの声で企画が確定したとの事です^^

 

参加者の声から伝わるイベントの成果と喜び

当日は会場についてびっくり・・10組以上の猫ちゃん達とたくさんの人が来てくださっていて賑わっていました。
施設から出したチラシ、回覧板、SNSでの告知を見て、利用者様のご家族や地域の方、普段お世話になっている取引先の方等。始めてお越しになる方も多くおられるご様子にスタッフもテンションが少し上がっているのが印象的。会場はチャリティーブースや合間にお茶を楽しんでもらおうと施設メンバーで特設した喫茶スペースでケーキとドリンクの販売もされてるなど、雰囲気がすごくよかったです!

「利用者様に猫好きな方が多く、見に来て下さる方が多くて、Aさんはずっとあそこにいてはるんですw」とゲージを見ながら皆さんいい表情で楽しそう~
中でも・・「私は猫を迎えられないけど、気持ちだけでも・・」とチャリティーブースで買い物をして帰られる方がたくさんおられ「もう皆さんのその気持ちが本当にありがたいし、嬉しいです・・!」等、Tさんやスタッフの声を聴いた時は、なんか・・本当に素敵な場だな。と暖かい気持ちで心が満たされました。

 

心温まるエピソード猫達に新しい家族ができた瞬間

今回4組の新しい家族が試験譲渡される事になったとの事。いつも公民館やレンタルブース等を借りて開催するそうなのですが、4組はとても多い方の様でほんと良かった・・・
中でも家族5名でお越しになられてた、3世代ファミリーが印象的でした。今回はチラシ見てお知りになったようで「譲渡会?こんなチラシ初めて!と思ってみんなできてみました!」と皆さんで元気に見て回られていたのですが、双子の小猫ちゃんの前で娘さんがまずは抱っこする「目が合った!かわいいーーー!」と、子猫の扱いがお上手な娘さん。初めは子ども達の楽しそうな様子に親御さんは横で座ってみている様子でしたが、そこから1時間・・・そしてもうすぐ1時間半ぐらいの頃にはご家族全員でゲージの前から離れられなくなっており。最後は皆さんで褒めちぎってるw

思わぬ出会いにゆっくり検討されていましたが、最後は試験譲渡を決められました。今回私は初めて譲渡会というものに参加し、思ってた以上にたくさんの猫達が預かり手を探してる事を知り、家族が出来る瞬間を見て、改めて素晴らしい活動だと思いました。場所の提供という形ではありますが、関わらせて頂けた事に感謝です。

 

まとめ

この譲渡会は、スタッフの熱意と地域の皆様やご家族、お越しいただいた方、皆さんの「応援」が結集して成功できたものだと思います。働くスタッフ個人の想いを会社としてバックアップした事は今回が初めてのケースでしたが、このような形で新しい企画が生まれ成果としてたくさんの事を得られた事を大変うれしく思います。

 

最後に今回のイベントの裏MVPを紹介させてください。
会場内に特設した喫茶ブースで、1日マスターとして注文と給仕を担当してくださったご利用者様の「Kさん」開店~閉店ギリギリまで手伝ってくださり、沢山の方への接客ありがとうございました。
また、Tさんに対して「ずっと立ちっぱなしやろ?大丈夫か」「無理せんと座りながらやりや!」と何度も暖かいお声を頂き、周りを見ながら、いつもイベントを一緒に創ってくださる「Kさん」のそのお気持ちが、いつもスタッフの心に響いております。
この場をお借りして、改めて感謝を申し上げます。引き続きよろしくお願いします!

 

ケアーズでは「働くスタッフ」や「ご利用者様が主役」である事を大切に、今後も活動を続けて行きたいと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました!