ケアーズサポート株式会社

デジタル化

介護現場のデジタル化!推進する介護DX

近年、介護業界にもDXの波が訪れています。ケアーズサポートでも3年ほど前からDXによるIT化を積極的に導入しており、随分と働き方が変化しました。今回は、介護業界の仕事内容やDX導入後のメリットについてご紹介します。介護士として働いている方も、これから介護業界を目指そうと思っている方も、DXについて知ることでより働きやすい環境に出会えるかもしれません。ぜひ参考にしてください。

 

DX化の必要性

DXはデジタル・トランスフォーメーションとも言われており、IT技術を浸透させることで、人々の生活を豊かにしていくといったものです。DX化によって、これまであった価値観や人々が当たり前だと思っていた枠組みを覆し、新たな価値を生み出します。スマートフォンやタブレット、パソコンによるDX化は、離れた場所でも情報を共有できたり、自宅にいてもオンラインで会議に参加できたりと、業務を効率よく進めることができます。今や人々が手放せなくなっているスマートフォンやパソコンなどの電子機器をうまく活用することで、暮らしが豊かになるのをすでに多くの方たちが体感しているのではないでしょうか。このように介護業界にもDXを導入し、介護士たちがより働きやすい環境を作り出すことで、介護業界に変革をもたらそうとしています。

 

DX導入前の介護業界の業務

介護業界では、利用者さまの体調管理や、ちょっとした変化でも記憶・記録しておくことが大切です。これまでの介護の現場では、スタッフ間でメモを通しての共有が行われていました。また、利用者さまの生活状況を調査する際は、市区町村の調査員の方が紙のチェックシートに書き込み、さらにそれを見ながらパソコンで再編集する作業が発生していました。アナログでの進行は通常の2倍ほどの時間を有する場合が多いのです。また、FAXや電話などで連絡を取り合うことで「届いた」「届いていない」「言った」「言っていない」などのやり取りが少なからず起こってしまいます。

 

介護士全体の高齢化が進み、DXやIT化に一歩踏み込めない介護施設も多くあるのが現状です。介護業界の連絡や情報共有はとても重要になるので、アナログのままでは、利用者さまの生活をよりよくするための時間を確保するのが困難になります。さらに、それぞれの介護施設におけるルールやマニュアル記録に時間を割くのは、介護士の負担も増える一方です。こういったリスクの多い環境を打破するのにDXの導入は必要不可欠だとケアーズサポートは考えています。

 

次に介護DXを導入するメリットをご紹介していきます。

 

介護業界におけるDX導入のメリット

介護業界にDXを導入するメリットのひとつは、これまでの利用者さまの情報や書類などをデータで管理し、ペーパーレス化を図れることです。連絡ノートで共有していた情報をデジタル化すれば、業務用のスマートフォンやタブレットですぐに確認ができるのも魅力的ですよね。また、たびたび発生する会議や打ち合わせをオンラインにすれば、ひとつの場所に集まることなく開催できます。ケアーズサポートが業務で通う介護施設は、東大阪市の東花園、瓢箪山、川田という場所に位置しています。車だとそれぞれ10分くらいの距離にあり、それも往復20分、準備なども含めると30分はかかります。こうした時間を大幅に削減でき、生産性の向上にもつながります。オンラインでも気軽にフェイスtoフェイスで話せるので相手の表情を確認しながら進行できるのも安心です。

 

「人感センサー」を取り入れれば、施設内を歩き回ることなくデスク上で業務が完結できるというメリットもあります。介護の現場では認知症の方が、時に行方不明になることがあります。これまで、施設内を介護スタッフがかけまわって探していたのが、人感センサーを利用者さまに身に着けてもらうことで、パソコン上で居場所を把握でき、利用者さまの危険な行動を未然に防ぐことが可能です。

 

このように介護業界のDX化は、さまざまな場面でメリットが多いと言えるでしょう。介護業務を少しずつIT技術に転換していくことで、人材不足の解消にもつながります。人と人だけの触れ合いが必ずしも暮らしを豊かにするわけではないことがよく分かります。

 

ケアーズサポートが実施する介護DX

ケアーズサポートのDX化の事例のひとつが、介護士間での連絡と情報共有にチャット機能システムを導入したことです。電話応対の際の内容の伝達や連絡事項、会議議事録や画像の送付などはすべてチャット機能システムで簡単に確認ができます。またサービスを提供する利用者さまの情報はURLを送り合うことで完結します。ペーパーレス化で、事務作業の時間を短縮しています。また、ケアーズサポートでは、介護士は勤務日にデータや情報の確認を行うので、休日はしっかりと休める環境も整えています。

 

このようにデジタル化を駆使して業務を行っていますが、やはり介護士によっては、パソコンやデジタルが不得意な方もいます。そのためケアーズサポートでは、連絡や情報共有は音声入力で行うことを積極的に実施しています。スマホやタブレットでの打ち込みが苦手な介護士でも機器に向かって話をするだけなので、時間短縮にもつながっています。デジタルが得意ではない介護スタッフも苦手意識をなくし、徐々にDXに慣れていけば、自分自身の成長にもつながっていきます。

 

連携する事業者さまとの連絡や会議も、メールやビデオ会議システムを利用しております、オンライン会議中に動画や画像の共有を同時に行えるのでスムーズなやりとりが実現しています。

 

これからケアーズサポートに入社する方は、デジタル化が整った業務からのスタートなので日々の仕事として覚えやすく、効率よく働くことができます。D X化に関しては、新たな提案や要望にも積極的に耳を傾け、よりよい職場にアップグレードしていきます。ケアーズサポートでは、年齢関係なくDXを活用した介護が当たり前の時代になって欲しいと願っています。DXを活用した介護業界に興味がある、ケアーズサポートの取り組みに共感していただける方のご応募をお待ちしております。

 

求人情報はこちら