介護の仕事は勤務時間の融通が利きやすい、正社員・パートのほかダブルワークOKなど、職場によってさまざまな働き方があります。しかし、実際に働いてみると理想と現実のギャップを感じやすいことから、転職率が高くなっているのが現状です。この記事では、介護業界で転職する際に押さえておくべきポイントや、ケアーズサポートの転職事情についてご紹介します。東大阪市で介護職への転職を考えている方はぜひ参考にしてください。
介護の仕事は転職率が高い職種
介護は非常に転職が盛んな業界のひとつです。慢性的な人手不足により圧倒的な売り手市場になっています。職場への不満や低賃金、重労働、人間関係の複雑さなど、さまざまな原因で離職し、介護職への転職を視野に入れる方もいます。
介護業界は「介護福祉士」「介護職員実務者研修」「介護職員初任者研修」など業務に役立つさまざまな資格があります。求人に応募する時点では未経験でも可能なことが多いため、転職しやすい職種でもあります。年齢や性別関係なく、働きながらスキルアップが目指せることも転職するうえで重要なポイントです。東大阪市に点在する介護事業所にはそれぞれの特徴があり、経営理念や給料、待遇も異なります。人手不足で求人数も多いため、選択肢も幅広いでしょう。
介護職に転職した際に感じるギャップ
介護人材の需要は大きく、比較的転職しやすい職種といえますが、思いがけないギャップを感じることもあります。介護の仕事は、介護施設の利用者さまの身体に直接触れて行う「身体介護」が主な業務となります。勤務時間中は立ち仕事が多く、利用者さまの身体を支えたり、目線を合わせるために腰をおろしたりという動きを頻繁に行うため、足腰や膝に負担がかかりやすいといえます。正しい介護方法を取得していない未経験者の方にとって、介護職への転職は想像以上に身体の負担が大きいと感じるかもしれません。
人間関係が思っていたよりも複雑で、連携が取りにくいと感じる方もいます。介護職だけでなくどの仕事においても人間関係は働きやすさに大きく影響をもたらしますが、介護職はとくにスタッフ同士のコミュニケーションが必要になるため、気の合わないスタッフがいると働きにくさを感じます。面接などで事前に聞いていた勤務形態や給料形態が実際は異なるケースも存在します。採用時に結ぶ「労働条件通知書」に記載されている就業場所や勤務時間などの重要事項を必ず確認し、気になる点はそのままにせず、すぐに相談することが大切です。
介護職への転職でギャップを感じると、仕事に対するモチベーションが低下しやすいです。転職を検討している方は、身体的負担や人間関係、労働条件についてあらかじめ知ったうえで、対策を整えておくことが重要となります。
介護職へ転職する前に整理しておくべきポイント
介護業界は慢性的な人手不足により、転職が非常に盛んな業界です。なんらかの理由で現在の職場を退職したとしても、介護職の場合転職先は見つかりやすいでしょう。しかし、理由で安易に離職を繰り返していると、職歴の多さから「転職・離職を繰り返す人」という印象を与えてしまい、徐々に採用される確率が下がってくる恐れがあります。
採用されない事態を避けるためには「どのような理由で退職をするのか」「何を優先して転職をするのか」を明確に自分のなかで整理しておく必要があります。明確にしておくことで、就職希望先の面接で退職理由や志望動機をスムーズに伝えることができます。まずは、自分のなかで「退職したい」と考える理由を整理することが大切です。
介護職の退職理由を一部あげてみると「今のままでは将来性を感じられない」「給料が安くて思うように生活できない」「昇給の際の評価が不公平」「面接時に掲示された勤務時間に加え残業が多い」「介護事業所が掲げる理念が合わない」「介護スタッフ同士の人間関係が良くない」「介護に関する知識や技能の向上が一向に望めない」など、実に理由はさまざまです。これからの理由のなかで、自分自身が何を優先にするのかを順位付けしていくと、転職先を見つける際のものさしとなります。
順位付けをすることにより、転職する際にどの項目を重点的にチェックすれば良いのかが明確になります。面接時の受け答えにも活用できること、介護事業所に対する質問項目にもなり得ます。退職理由にあげた項目の「どのようなことが嫌だったのか」また「どのような点は許せていたのか」など、具体的な内容を書き出し、言語化しておく必要があります。たとえば、給料が安いのが退職理由であれば「月給は〇円以上、賞与は〇円以上、年収は〇円以上欲しい」といった具体的なプランを書き起こします。人間関係が転職したい理由ならば、「いじめのない職場、〇〇が起こったときに〇〇な対処をしてくれる職場、常に協力し合える職場が良い」といった具体例をあげておくと良いでしょう。ある程度具体的に考えておくと、転職先の面接での受け答えがスムーズになります。
面接官は求職者から唐突に「人間関係の良い会社ですか?」と聞かれても、相手が何をもって人間関係が良い職場だと判断するのかはわからないため、思うような回答が得られない場合があります。転職を考える際は退職した理由を深堀して洗い出し、優先順位を決めてから会社選びをはじめましょう。転職活動の際は、求人情報サイトや求人情報誌の内容だけを鵜吞みにせず、実際に職場の雰囲気を確認しに行くことも大切です。今後、長期的に介護職で働きたいのであれば、決断を早めず慎重に下調べをした上で転職先を選択しましょう。
東大阪市の介護施設ケアーズサポートの転職例
東大阪市に3つの介護施設を運営しているケアーズサポートは、異業種からの転職者も多くいます。特徴的なのは、28歳まで音楽活動をしていた介護スタッフです。社会人経験はなく、社会のルールもわからない状態でしたが、社会人として通用するための成長を当社では求めているので、彼のやる気を見越して採用に踏み切りました。介護研修はもちろん、Eラーニングを取り入れてパソコンスキルや社会人として必要な考え方を学んでもらいました。今では明確な目標を持って、確実にステップアップを目指して成長しています。
ほかにも、社会人としての経験も浅く介護未経験・無資格で入社したスタッフが、着実にできることを増やしチームリーダーとなった事例や、7年間介護職に勤めていたスタッフが、自由に意見を発することができない職場に歯がゆい想いを抱え転職してきたケースや、介護職として長年働き腰痛が原因で退職した方が転職してきたケースもあります。腰痛離職者になったスタッフは、今後もう介護の仕事はできないと落ち込んでいましたが「腰痛離職者ゼロ」を目標に掲げているケアーズサポートの取り組みに惹かれ、迷惑をかけてしまうという想いを封印して応募してくれました。入社後すぐに、持ち上げない介助方法を指導したほか、身体介護ではない口腔ケアやそのほかの介護技術を磨いてもらいました。
当社では、入社歴や職位関係なく、スタッフの意見に耳を傾けることを大切にしています。ひとりひとりのスタッフの存在を大切にし「自己重要感」を感じてもらうことに重きをおいています。大人になって、なかなか夢や目標を持つ方が少ないなか、ケアーズサポートで夢を叶えたいと目を輝かせるスタッフが多くいます。介護業界に少しでも興味のある方や介護職で責任のある役職に就きたいと考えている方は、ぜひチャレンジしてみてください。
ケアーズサポートでの面接の雰囲気
ケアーズサポート株式会社は、大阪府東大阪市玉串町東「ガーデンホーム東花園」、大阪府東大阪市川田「なごみの家川田」、大阪府東大阪市南四条町「なごみの家瓢箪山」の3つの介護施設を運営しています。どの施設においても「働くスタッフが1番」というスローガンを掲げ、ライフワークバランスにこだわった働き方を提唱しています。週休3日は当たり前、短時間勤務や曜日固定での勤務も可能です。人事評価は年に4回実施しており、数値化された評価はすぐに給与や職位に反映できる仕組みになっています。
当社の面接はどのように行われるのかを簡単にご紹介します。転職で面接に来ていただいた方には必ず「介護の仕事でやりがいを感じるのはどのようなときですか?」「パートさんと正社員の違いはなんですか?」という質問を投げかけます。面接は終始和やかな雰囲気で進むので、堅苦しくなくリラックスして望めます。ケアーズサポート株式会社では、Instagram・Twitter・YouTubeチャンネルを運営しています。SNSで新たなつながりを創出するべく更新に力を入れている毎日です。YouTubeチャンネルでは、「入社のきっかけ」と題し、スタッフにインタビューした動画などもあがっているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
介護業界での転職を成功させるには、事前に働き出したあとのギャップ事例を把握し、対策を練っておくことが大切です。転職活動をする際は退職理由を深堀し、次の職場に何を求めているのかを明確にしておきましょう。働き出す前に実際に職場へ訪れて雰囲気を確認するのも良いでしょう。ケアーズサポート株式会社では「成長したい」「長期的に介護業界に携わりたい」という方の応募をお待ちしております。お気軽に施設へ見学にいらしてください。